パリは美しくて楽しいけれど、物価の高さにドキッとすることもありますよね。
特にここ数年のインフレと円安で、出費がかさむのは事実、、。🥺
そこでこの記事では「旅の楽しさ」を損なわずに出費を抑える、在住者目線のリアルな節約テクをわかりやすく紹介します。
初めてのパリという方でも簡単にできることだけを中心にまとめました◎

在仏10年、パリ在住8年目の知識をギュギュッと詰め込みました!
円安でも、物価高でも、この節約術であなたのパリ旅が少しでも素敵なものになる手助けができたら嬉しいです🥹♡
「節約=ガマン」じゃない。賢く工夫して余裕を作る


「パリはお金がかかるから…」と不安になりますよね。
でも大丈夫!賢く旅をすれば費用を安く抑えることも可能です◎
ポイントは小さく賢い選択を繰り返すこと。
1回の工夫で数ユーロ、1日で10〜20ユーロ、旅全体で数十〜数百ユーロ (数千円〜数万円) の差になります。



この差は大きい!😳
ここでは、すぐに実践できる交通・食事・観光・宿泊・買い物の節約テクを14個に絞って紹介します。
旅の目的を失わない範囲で節約する方法だけを厳選しました。
1|交通費を抑える
Navigo Easy / Navigo Découverte の使い分け


短期滞在なら Navigo Easy(回数券やT+が買えるプリペイド)や、観光用のチケットの方が便利な場合があります。
1週間以上滞在で地下鉄・RERをたくさん使うなら、Navigo(1週間・1ヶ月乗り放題券)が圧倒的にお得!
滞在日数と移動量をざっくり計算して買い方を決めましょう。
💡 使い方のコツ:
例えばNavigo Semaine(Weekly Navigo Travel Pass)なら、料金が31,60€なので、週に13回(1日2回)メトロに乗るなら元が取れます◎
※ただし、Navigo Semaineは月曜0時スタートで日曜23時59分まで。
週の終わり頃から使う予定だと損をする場合もあるので要注意です!
1〜3日ならTicket t+(単発チケット) がおすすめです。
パリのメトロ・バス情報
料金 : メトロRER1回券 2,50€ / バス1回券 2€ / Navigo Semaine 31,60€
パリ地下鉄RATPのサイトの料金表をみる
バスや徒歩を活用する(景色も節約になる)


距離が短ければメトロよりバス+徒歩で移動するのも◎。
チケットの値段も、バスの方がメトロよりも1回券が0,50€安いです。



パリジャンはよく歩く!
徒歩やバスだと窓からの景色を楽しめるので、観光も兼ねられて楽しいですよ♡
2|食費を節約する
スーパーでテイクアウト弁当 or パン屋でサンドイッチ


パリのスーパー(Monoprix、Carrefour、Franprix)やパン屋(Boulangerie)で昼食を買えば、レストランよりぐんと安く済みます。
特にパン屋さんなら、サラダ・キッシュ・パニーニなど、クオリティ高めの選択肢が豊富!
パン屋さんに行くだけでもワクワクする時間に◎
💡 コツ: 朝をマルシェやパン屋で買ってピクニックにするだけで、1日あたり10〜15€節約できます。
料金相場 : サンドウィッチ約5€ / クロワッサン 1,50€


Picard を上手に使う


Picardは冷凍食品チェーンで、1人旅でも使いやすい!
しかも、1食 2,60€〜ととっても安い!
ピカールの店内にレンジがある店舗がほとんどなので、冷凍食品も活用しながら食費を抑えましょう。
料金相場 : Picard (ピカール)お惣菜弁当 1食 2,60€〜


レストランはランチ狙い


多くのレストランでランチはディナーより割安のコース「Formule déjeuner」が出ます◎
観光地だからといって夜に無理して高級店に行かず、ランチで楽しむのが節約テクです。
料金相場 : ランチセット(formule déjeuner) 20€〜100€ / ディナーセット 30€〜200€
※カジュアルなお店か、星付きのガストロノミーコース料理かでピンキリです。


安くて美味しいコスパ良レストランも活用
パリは外食が高いことで有名ですが、安くて美味しいレストランも実は隠れています!
ベトナムのサンドイッチBan Miや、ケバブ、ガレットなどがその代表格。
サクッと食べたい時にぴったりです◎
次回、パリの安くて美味しいレストランをこのblogでまとめますのでお楽しみに🥰
料金相場 : ベトナムサンドウィッチ 5〜8€ / ケバブ 5〜10€ / ガレット 10€
3|観光・入場料を節約する
ミュージアムパスを賢く使う


主要な美術館や凱旋門など観光地を複数回るならミュージアムパス(Paris Museum Pass)が効率的!
とにかくたくさんの美術館や観光地を回りたい方にぴったりです◎
ただし、行く場所が決まっていない場合は、個別チケットの方が安くなることもあります。
また、ルーヴルやオルセーなど大きな美術館は1つ回るだけでも相当な体力を使います。
1日にそんなにたくさん回れそうにない方も、個別チケットがおすすめです。
ご自身の旅行日程に合わせて計算して買いましょう◎
ミュージアムパス料金 : 48時間パス(2日間) 70€ / 96時間(4日間) 90€ / 144時間(6日間) 110€
Paris Museum Pass公式サイトで料金をみる
無料・割引の日を狙う


パリの美術館は、無料で開放されている日や時間、もしくはカルナヴァレ美術館などいつも無料のところもあります!
行きたい美術館の無料開放日・夜間無料公開、学生割引や26歳以下無料の施設をチェックしてみましょう。
💡 使い方のコツ: ルーヴルなどは日時指定の予約が必要な場合があるので事前確認を忘れずに◎
無料開放日はと〜っても混むので早朝狙いがおすすめです!
4|買い物&お土産の節約
観光地のど真ん中を避ける(少し離れるだけで安くなる)


お土産を買うなら、観光地以外のローカルなエリアで◎
観光地の中心部(エッフェル塔やルーヴル周辺など)では、同じ商品でも2〜3割ほど高く設定されていることがあります。
10〜15分ほど歩いて住宅街や地元エリアに入るだけで、同じチェーン店でも価格が下がることが多いです。
地元価格を探すだけで、食費やちょっとしたお土産代がぐっと抑えられますよ!
💡 使い方のコツ: 観光地で欲しい物が見つかっても即買いせず、近隣のスーパーやショッピングストリート(観光地から1駅・徒歩圏)をチェックして価格比較してみてくださいね◎


免税( Tax Free )は条件を確認してまとめ買い


免税対象は通常1店舗で€100以上の買い物が必要で、免税のパーセンテージは店舗によって少し違います。
複数店で買う場合は合算できないことが多いので、免税を狙うなら1店舗でまとめて購入するのがコツです(空港での手続きも要確認)。
※ただし、デパートなどは館内の複数店舗でのお買い物レシートを組み合わせることができます。詳しくは各デパートでご確認ください。
5|宿泊費を節約する
宿は立地と利便性で選ぶ


中心地に泊まると、徒歩で近くのスポットを回れて交通費や時間を節約できます◎
逆に安くて中心から遠い宿は移動コストが増えることも、、。
滞在スタイルに合わせて、トータルの費用で比較しましょう!


Airbnbやアパルトホテルの活用
キッチン付きの宿を選べば自炊で食費を大幅に節約できます。
近くのマルシェで新鮮な食材を買ってきて料理をするのも、暮らすように旅できてとても素敵!
特に家族やグループ旅行ならお得度が高いですよ◎
6|文化・体験を無料で楽しむ
デパートの屋上や公園で無料の眺めを楽しむ


ギャラリー・ラファイエットの屋上、チュイルリー公園、リュクサンブール公園など、無料でパリの風景を楽しめるスポットがいくつかあります。
お金をかけずに絶景を楽しみたいなら要チェックです◎
街歩きや市場を楽しむ


パリのパッサージュやマルシェ(市場)散策は無料で楽しめます。
パッサージュは歩いているだけでワクワクしちゃう、美しいスポット。
マルシェでは、地元グルメを少しずつ試して満足感を得つつ節約できます◎
7|通信費・Wi-Fiを賢く節約
eSIMや現地SIMの選び方


短期ならeSIMや空港でのSIM購入が便利。事前にUbigiや他社の比較記事を確認して、滞在日数とデータ量から最安プランを選びましょう。無料Wi-Fiはセキュリティリスクがあるため、重要な手続きには控えめに。
💡 使い方のコツ: 旅行前にeSIMの接続テストできるeSIMを選ぶと安心!
小さなデータパックを複数買うより、少し大きめを1回買う方が割高になりにくいです。


8|カフェ・外食で小さく節約
頻繁に利用するならエスプレッソ系が◎


カフェクレームやショコラショーもとっても美味しいですが、観光地のカフェでは1000円を超えることも、、。
たくさん歩いてちょこちょこ休憩したい場合や、寒い冬の旅行は、カフェ利用が多くなりがちです。
そんな時におすすめのメニューが、
・café (エスプレッソ) 約2€
・café allongé または americano (エスプレッソ+お湯) 約3€
・café noisette (エスプレッソ+ミルク) 約3,50€
カフェ休憩をたくさんしたい時にぜひ頼んでみてくださいね◎
料金相場 : café 約2€ / café allongé 約3€ / café noisette 約3,50€
テラス席の追加チャージに注意


観光地のテラス席は高くなる傾向に。
中で飲む・店内の立ち席やテイクアウトで済ますと、それだけでも少し節約できます。
お店によっては、メニューに「prix au comptoir(カウンター価格)」「prix en salle(店内価格)」「prix en terrasse(テラス価格)」と書いてあることもあるので、ぜひみて見てくださいね!
料金相場 : エスプレッソ1杯 カウンター 約1〜2€ / 店内席 2〜3€ / テラス席 約3€


9|買い物はセール&アウトレットを狙う
アウトレットやセールを活用


家電、衣類、コスメ系は、Black FridayやSoldes(ソルド)などセール時期に大きく値下がりします!
欲しい物をリストにまとめて、セール時期にまとめ買いするのが賢い方法です◎


10|チップ・支払いの知識で無駄遣い防止
フランスはチップ文化が緩やか
レストランではサービス料が含まれていることが多く、チップは必須ではありません。
慣習の違いを理解して慌てて多額を払わないようにしましょう。
11|天候や時期を見て旅費を下げる
オフシーズンの朝イチ・深夜便を狙う


観光シーズン(夏や大型連休)を避ければ飛行機・宿泊ともに大幅節約も可能!
特に1〜3月、11月〜12月初旬あたりが安くて狙い目です。
12|観光中の小物で無駄をなくす
持ち物の準備で買い足しを減らす


旅先で急きょ買うものは割高なことが多いです。
変換プラグ、折りたたみ傘、スマホモバイルバッテリーなどを事前準備しておけば、現地での追加出費を避けられます◎
13|安全に節約する(防犯)
スリ対策で「不要な出費」を防ぐ
スリ被害に遭うと、クレジットカード再発行や身分証の再取得などで時間もお金もかかります😭
バッグは体に密着、外ポケットは空に、怪しい場所には近づかない、を徹底しましょう。
💡 使い方のコツ: 観光用バッグはチャック付きで体の前側にななめ掛けに。
財布は分散して持つと被害を最小化できます。
他にもパリのスリ対策はこちらにまとめているのでぜひご覧ください☺︎⬇︎


FAQ(よくある質問)
Q. 1日あたりどれくらい節約できますか?
個人差はありますが、小さな工夫(スーパーランチ、交通パスの選択、ランチのプリフィクス利用)を3〜4つ組み合わせれば、1日10〜30€の節約は可能です◎
Q. 節約しすぎると旅の満足度は下がる?
ポイントは「我慢」ではなく「優先順位」。
どうしても行きたい体験はケチらず、その他で賢く節約するのが楽しい旅の秘訣です。
まとめ
パリは高く見えて、実は「工夫で安く」も「ちょっと贅沢」も両方できる街。
まずは今日できる節約術1つ(例:メトロのパスを確認、スーパーで昼食を買う、アプリを入れる)から始めてみてくださいね!
そして余ったお金は特別なディナーや体験に回すと、思い出に残る素敵な旅になること間違いなしです✨
ぜひ賢くスマートにパリ旅行を楽しんでくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございました☺︎
















著者 Yuka @yukachi_paris
Paris / Lifestyle / Travel
心と体をいたわるやさしいパリ暮らし、旅行情報を発信中。
・フランス自炊生活の簡単レシピ(和食、冷凍食品ピカール活用レシピ,etc.)や時短家事。
・週末行きたいパリの素敵スポット etc.
・日本&海外の旅行情報。
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