南フランスおすすめの都市BEST7 ニース、カンヌ、アンティーブetc.

2024年8月22日2024年11月18日

Bonjour !

フランスの避暑地といえば、南フランス、コートダジュール。
スカッと晴れた空と、紺碧の地中海、オレンジ色の建物が特徴の南仏は、夏のバカンスの行き先の定番です。

まず南仏に行っておけば、ハッピーなバカンスになること間違いない◎

フランス人のバカンスの過ごし方はというと、何もしない！！
南仏のビーチに寝転んで、海の音を聞きながら何もしない時間こそが、人生の豊かさを感じる時間です。

とはいえ、せっかく南仏に行くなら、コートダジュールの美しい街の数々も観光したいですよね♡

ということで今回は、在仏10年目の私が、これまでに行った南仏の街についてご紹介していきます。
もう予約は済んでて後は行くだけという方でも、これからどの街にホテルをとるか選ぶという方でも、役に立つ記事になっています。

この記事はこんな方向け
・南仏にせっかく行くならいろんな街を見てみたい！
・コートダジュールのどの街を拠点にするか悩む！

南フランス周遊しやすい？

南仏でいろんな街を見たいけど、正直なところ街の周遊ってどうなの？というと、
周遊はもちろん可能ですが、夏は要注意！
夏は、行けて1日に1つの街と考えたほうがいいです。

私は21歳の時に友人とガツガツ1日に何個も街をまわって南仏周遊をしようとして、体力の限界をみました。笑
もう二度とあんなことはできないな、、。

なぜ夏は要注意かというと、とにかく暑いし、観光客が多いハイシーズンだから。
体力が有り余る方は1日にいくつもの街を回ることもできるかもしれませんが、一つ一つの街の魅力をしっかり感じたいなら断然1日1街がおすすめです。

夏のコートダジュール、青い海と青い空、それはそれは暑いです！

昼間に街を歩いているだけで、刺すような強い日差しと30℃をゆうに超える気温で、暑さに体力も持っていかれる、、。
せっかくの旅行中に体調を崩すのは残念なので、無理のない旅程がおすすめです◎

コートダジュールの周り方がわかったところで、早速おすすめの街を見ていきましょう！

カンヌ

カンヌは、ちょうどよく大きな街。
ニースほど大きくはないけど、アンティーブほど小さくもない、という感じです。

カンヌってこんなところ
・南仏屈指の高級リゾート
・エレガントかつ活気ある雰囲気
・飲食店が豊富(€〜€€€)
・プライベートビーチも公共ビーチもある
・まあまあ大きい街
・船でさっと島探索もおすすめ

カンヌは南仏屈指の高級リゾート。
高級リゾート街ではあるけど、街が大きいだけあって飲食店もお手頃価格から高級店まで幅広いチョイスが楽しめます。

ただし大きい街なので、結構歩くっていうのが難点。
ホテルを街の端の方にすると、ビーチまで歩いたり飲食店まで歩いたりするのが結構大変です。

現に私はお気に入りのお洒落ホテルが街の隅っこにあって、カンヌに行くたびに足が筋肉痛になります。笑
それでも毎回そのホテルに泊まっちゃう、、。

カンヌへのアクセス
⚫︎電車 : TGVでパリリヨン(Gare de Lyon)駅からカンヌ(Cannes)駅まで1本
⚫︎飛行機 : ニース・コートダジュール国際空港第2ターミナルからGare SNCF Cannesまでバス81番で50分。またはタクシーで空港から中心街まで30分。

イルドレ

カンヌ滞在なら、カンヌの港からîle de Réに行くのがおすすめ。
île de Réは島全体が修道院になっていて、豊かな自然が楽しめるのが魅力。

イルドレってこんなところ
・カンヌ港から船でさっとこれる修道院のある島
・自然豊かなですーっと澄んだ神聖な空気
・ゴツゴツした岩場だけど泳げる
・修道院内の葡萄畑で作られたワインが絶品

島に一歩足を踏み入れただけで、森に入ったようなピュアで透き通った空気に包まれます。
Île de Réでは、島の至る所で泳ぐことができて、それを目当てにみんな行っているようでした。

泳ぐといってもビーチがあるわけではなく、ゴツゴツとした岩から直接海に入っていくスタイル。
自然を楽しみたい方におすすめです。
ただ小さい子供にはちょっと危ないかも。

この修道院にはブドウ農園があって、この島のブドウで作られたワインも島内で購入することができます。
私たちも白ワインを購入してみました！

スーパーのワインよりお値段は高めだけど、ほどよい甘みで美味☺️
何よりも、使われているブドウが育った農園やそれを囲む森を見た後に飲むと、ワインの香りと一緒にîles de Réの豊かな緑や幸せな思い出が蘇ってきてより一層美味しく感じられる、、♡

イルドレへのアクセス
⚫︎船 :カンヌ(Cannes)の港からシャトルボート。あまり本数がないので要注意。

アンティーブ

アンティーブは、街並み、ショッピング、アート、活気ある雰囲気を楽しむ街。

アンティーブってこんなところ
・街並みがとにかくかわいい
・お洒落なお店があってショッピング向き
・ピカソ美術館などアートも楽しめる
・飲食店も豊富でお洒落なカフェも◎ (€〜€€€)
・ビーチはあまり期待できない

アンティーブの目玉とも言える旧市街近くには、公共のビーチがあります。
でもここのビーチはゴミが多いので、正直私はあまりおすすめしません、、。
アンティーブでビーチに行くなら、Juan-les-Pinsまで行くのがおすすめ。

アンティーブへのアクセス
⚫︎電車 : TGVでパリリヨン駅(Gare de Lyon)から(Antibes)駅まで1本。
⚫︎飛行機 : バス82番でニース・コートダジュール国際空港第2ターミナルからGare SNCF Cannesまで30分、そこから徒歩15分。またはタクシーで空港から中心街まで30分。

ジュアンレパン

ジュアンレパンは、アンティーブという大きな街の中の一エリア。
ビーチでゆったりした雰囲気を楽しむのにぴったりな街です。

ジュアンレパンってこんなところ
・アンティーブの中の高級リゾート
・街がコンパクトでゆったり過ごすのにおすすめ
・プライベートビーチも公共ビーチも充実◎
・飲食店は高価なところがほとんど(€€€)
・ビーチやホテルでのんびり過ごしたい方にぴったり◎

フランス国内やアメリカからの欧米人の観光客が多く、高級ながらもゆったりとした雰囲気のリゾート地。
コンパクトで電車の駅もあるので、ここを拠点にするのも良いかも。

ただし、ジュアンレパンはレストランの値段がアンティーブ中心街よりも高いのが唯一の残念ポイント。
大体メインで25〜30€くらいが相場です。

ジュアンレパンで安く食事を済ませようと思ったら、パン屋さんのサンドウィッチ、ケバブやタコス、スーパーのお惣菜、この3つのチョイスがメジャーです。

もしくは、キッチン付きのAirbnbに泊まって、現地の太陽をいっぱい浴びた食材を使って自分で料理をするのもアリ。
それも暮らすように旅するスタイルで素敵です✨

もしくは、ちょっと足を伸ばしてアンティーブの中心部まで行ってしまうのがおすすめ。
ジュアンレパンからアンティーブ中心部まではバスでも行けるし、徒歩でも行くことができます。

ジュアンレパンへのアクセス
⚫︎電車 : TGVでパリリヨン駅(Gare de Lyon)から(Cannes)駅まで、その後TERに乗り換えて(Cannes)駅から(Juan les Pins)駅まで。
⚫︎飛行機 : バス82番でニース・コートダジュール国際空港第2ターミナルからLa Réganceまで35分、そこから徒歩8分。またはタクシーで空港から中心街まで26分。

ニース

ニースはコートダジュールの首都と言っても過言ではない、南仏で1番大きい都市。
フランスの中では、パリに次いで2番目に観光客が多く訪れる、世界中の人々から愛されている街です。

ニースってこんなところ
・コートダジュール最大の活気ある都市
・大きいだけあっていろんな魅力がある街
・ショッピングや飲食店ももちろんたくさん
・小石のビーチはプライベートも公共も充実◎
・美術館や街なかのアート作品も多く見どころ満載

ギャラリーラファイエットなどのデパートから、マルシェ、職人たちの小さなブティックまで、お買い物をするにもぴったり。
ゆったりまったりのバカンスというより、活気ある雰囲気が好きな方におすすめです。

また、パレスホテルなど高級5つ星ホテルに泊まって、ラグジュアリーな旅を楽しみたい方にもぴったり✨
特にニースで1番新しいパレスホテルのアラントラは、朝食会場から海と美しい旧市街の風景が眺められてとっても素敵でしたよ♡

ニースへのアクセス
⚫︎電車 : TGVでパリリヨン駅(Gare de Lyon)からニース(Nice)駅まで1本。
⚫︎飛行機 : トラムでニース・コートダジュール国際空港第2ターミナルから街の中心部まで約30分。またはタクシーで空港から中心街まで15分。

ロクブリュヌ＝カップ＝マルタン

鷲ノ巣村といえばエズが有名ですが、ロクブリュヌ＝カップ＝マルタンも一生に一度は訪れたい街。
ロクブリュヌ＝カップ＝マルタンも鷲ノ巣村の一つに数えられ、街自体が高台の上にあります。

「南仏の秘宝」とも言われる街で、その高さゆえの絶景とフランスの可愛い小さな村のイメージをギュッと凝縮した夢のような場所！

ロクブリュヌ＝カップ＝マルタンってこんなところ
・城壁からの絶景とアリエッティみたいな世界観が素敵すぎる
・街や景色を楽しむ過ごし方
・ビーチはない
・日帰りがおすすめ

ここは私が思うに、日帰りで街を散策するのがおすすめです。
というのも、とにかくロクブリュヌ＝カップ＝マルタンは急な坂が続くので、毎日坂道を登ったり降ったりするのはかなり体力が必要だから。

もしくは、1泊だけして、絵本の中のような街並みをゆったり楽しむのもいいかも✨

坂が急とはいえ、とにかく街が可愛すぎるし絶景も広がっているので、足腰に問題がない方にはぜひ訪れてみてほしい🥹
また、訪れる際はスニーカーなど歩きやすい靴で行くのがおすすめです！
人生で一度は訪れたい、美しい村です。

ロクブリュヌ＝カップ＝マルタンへのアクセス
⚫︎電車 : TGVでパリリヨン駅(Gare de Lyon)からニース(Nice Ville)駅まで、その後TERに乗り換えてカルノレス(Carnolès)駅まで、そこから徒歩17分。
⚫︎飛行機 : バス80番でニース・コートダジュール国際空港第2ターミナルから街の中心部まで約30分。

モナコ

厳密にいえばフランスではないけど、南仏旅行なら立ち寄りたいのがモナコ。
モナコといえば、ラグジュアリーの真髄といったイメージですよね。
実際にモナコには船がたくさん停泊していたり、カジノやパレスホテルが並んだりと、別世界が広がっています。

モナコってこんなところ
・世界中の富豪たちが集まる街
・とても綺麗な街でエレガントでラグジュアリーな雰囲気
・ビーチはない
・要塞と旧市街は歴史を感じる可愛らしい雰囲気
・日帰りでも十分

モナコもニース同様パレスホテルがあるので、ラグジュアリーな旅がお望みならここはぴったり✨
ただし街自体はそれほど大きくなく、ビーチもないので、日帰り観光で街をぶらっとするのが私のおすすめの過ごし方です。

モナコへのアクセス
⚫︎電車 : TGVでパリリヨン駅(Gare de Lyon)からニースヴィル(Nice Ville)駅まで、その後TERに乗り換えてモナコ＝モンテ＝カイロ(Monaco Monte Cairo)駅、そこから徒歩20分。
⚫︎飛行機 : バス80番でニース・コートダジュール国際空港第2ターミナルから街の中心部まで約1時間。またはタクシーで空港から中心街まで35分。